その間、何回かHPはリニューアルめいたことをしてはいたけど、今日ふと管理画面を見ていて「わたし、ブログ書いてたんだ」ということを思い出しました。最後のほうに海外の人がコメントくれたりしているのも知らなんだ。
ナビゲーターからブログの項目を見えなくしてあるので、検索ワードやリンクにでも引っかからない限り、誰も読まないはずです。
パラパラ読み返してみたら、けっこう数も書いてるので驚いた。記憶にありません、てことはないけど、うっすらそういえばそうだったなあ、というくらいの記憶なので、他人事のような奇妙な感覚も覚えます。
10年ひと昔とは言ったもので、インストールして間もないinstagramで加工した画像が使ってある・・・それがまたレトロな雰囲気を醸し出してるんだわ。笑
ブログやめたのは、たぶん、FACEBOOKとinstagramのせいでしょう。
そこでちょっと整理してみました。
変わらないこと
●同じ仕事をし続けている。
●会社はそれ以前同様、成長とか発展とかしていないけど、とりあえず続いている。
●わたし自身の精神性 成長とか発展とかしていないけど、相変わらず好奇心と反骨精神とCRAZYに満ちている。
●体重。
●忙しくないと不安なのに常に怠けていたいという気持ち。
変わったこと・起こったこと
●事務所(兼 住居となる)が、外苑前から恵比寿へ移転。5年前。
●ファッションより断然ビューティーのコンテンツの仕事のほうが多くなった。ビューティーエディターとかビューティープロデューサーとかいう肩書がついていたりする。いつの間に?
●祇より断然ウェブの仕事のほうが多くなった。以上2項目は、もろ業界というか時代の変化を映し出しているわけですね。決してわたし自身の仕事への取り組み方などの変化ではないように思える。
●息子が社会人になり、地方勤務になり、海外勤務になり、本社勤務になり、その間に結婚した。
●ときに仕事をほっぽらかしてでも優先させてしまう趣味に出会い、5年経過するも一向に熱が冷めやらない。一瞬、K-POPとかにもハマったが買い漁ったCD、引越し時に全部BOOKOFF。
●その趣味のおかげでめったに飲みにも出かけず、ワードローブに大きな変化が起こった。
●とりとめなく雑多な日常がややシンプルに整理された(気がする)
●容貌と毛髪量。仕方ないやね。
●10年前よりシェイプアップした。(自己評価)
●とても元気だった両親がほぼ同時期に要介護状態になった。ショックと心配のエモーショナルな時期を経て現実的な対処こそ重要だと理解するけど、仕事のように効率的にはこなせない。
今日は一応、スピンドリフトは仕事納めでした。
ここ数年は、年賀状もイラレで手作り、メールで添付、SNSに掲げるだけなので、最後にその仕事をさささとやって、持ち越しの仕事もいったん保存状態に。
それでふとブログを見返してしまったのですが、来年は再開しようかな、と思いつきました。
どうせとりとめなく、テーマが絞れてない、集客に無縁みたいな内容になるだろうと予想されますが、最近また思うことや気づくことがたくさんあって、記憶力激悪なので、書き留めるのも意味があるかも知れない気がします。あくまで自分にとってだけど。
職業柄、書いたら誰かが読む、伝えるために書く、という意識が働くけど、まあ思い切り忖度なく書くというのは楽しいかもなあ。
そしていつの間にか「死」ということを身近に考える、考えながら生きなければならないことがわかってきました。
まだまだずーっと現役感もりもりでやってくつもり、という気持ちと、自分の年齢を客観的に考えれば、それもなかなか図々しいんじゃないのーという気持ちとが相まみえて、選び取りながら生きていくべき「真」は如何に、と思う今日この頃。
10年前も、すでも全然若くはなかったけど、歳取ったなあとかいう実感はなかったから、10年過ぎて本当に変わったことというのは、残りの人生どう生きてくのか、考えざるを得なくなった、ということかも知れません。
しかし、今年、世界中が大きな変化を余儀なくされたように、小さなわたしのところでも、またいろんなことが起こり、近い将来に変わろうとしています。いくつかの決断をし、変化を推進しようとしていて、驚くことにそれを息子が助けてくれようとしています。この歳になっても、相変わらず落ち着かない、安定しないわたしの人生だけど、やっぱり幸せかも、と思うのが毎度楽観的。これは短所なのか長所なのかわかりません。
奇跡の60歳、とかに全く憧れないし、若見えも羨ましいけど目指す気はないし。けれど、せめてなるだけ、清らかに品よく、生きていきたいです。
そして自分のことばっかり考えずに、非力なので助けてあげることなんてできないかも知れないが、想像力豊かに人の気持ちを傷つけないように生きていきたいな。
と、思う2020年の暮れ。
来年、このブログ続くかな。これ誰か読むかなあ。

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